小説の後半です♪
前回12月中順更新予定!と宣言しておきながら更新が遅くなってしまいすいませんでしたm(_ _)m
何とか小説が完成いたしましたので後半が気になる方はご覧くださいませ☆
−−−−−
アキが選んだのは…小さい方だった。
「さすがにそこまで短いと唇あたるから!!」
ナツミ思わずこれから起こりうるであろう“事故!?”を場違いなくらいの大声で叫んでまった。
{言ってしまった!!}
自分の失言に後悔しつつ慌ててハルの方を見るとハルとフユキは可愛そうな物を見るような眼差しを向けていた。
そして二人は
「…さすがに、ハメを外しすぎかもな」
「そういえば帰りにノート買わないといけないんだった」
と「助け船」という名のゲーム終了を促してきた。
ハルとフユキが仲良くなれるせっかくのチャンスなのに活かすことなくお開きになってしまう。
なつみは申し訳ない気持ちでうつむくと
「それを当たらないようにするからポッキーゲームだからね。」
アキは相変わらずの笑顔で答えた。
というか笑顔の圧がちょっと怖い。
そうまでポッキーゲームしたいんか腹黒スマイル男!!!?
そんなことを考えてるうちに
なぜか「見られるのは恥ずかしいから廊下でポッキーゲームをさせて欲しい」と王様ゲームらしからぬ意味不明な要望が通ってしまいアキと私は廊下でポッキーゲームをすることになってしまった。
夕日に照らされて赤みを帯びた廊下には、他の生徒は帰ってしまってるか部活をしているかなので二人しかいない。
しかしいつ誰も通ってもおかしくない場所。さらに教室の方をみるとシルエットはバッチリみえるのではと考え、なつみの心臓はバクバクだ。
緊張のあまりキョロキョロしていると、
「早く終わらせようか。」
とアキが近づいてきて短いポッキーを差し出してきた
「…わかった」
こういう事はさっさと終わらせるに限る。と覚悟を決め歯に挟んてみると絶望的に短い。
なのでせめて目の前の美形を意識しなくて済むようにと目を閉じて見たが、いつするのかが見えない視界は不安を増強させた
うわぁーーやっぱヤダー!!
覚悟したつもりだったけど、まぶたに力が入ってしまう
パキッ
あれ??
この事態を招いた不吉な音はしたのに
不思議と感触がなかった。
恐る恐る目を開けると
アキはたしかに食べていた。
プリッツを。
「俺サラダよりトマト派なんだよね〜」
「はぁぁ!?」
!!!それ最初から出せや!!!
恥ずかしさとイライラとで怒りが最高潮になった私。 チロルチョコより小さなチョコクッキーをすぐに飲み込み
「お前の好みなんかどうでもいいわ!」とめいいっぱい叫ぼうと口を開いた瞬間
今度は唇に何かが当たる感触があった。
それがアキの人差し指だと気づくと怒りが羞恥でいっぱいになり、ナツミは頭がまっ白になった。
そのせいか精一杯の文句は「おまっ。なっ、、、えぁ」と日本語にすらならならない始末。
そんな私の気持ちを知ってか知らずか
「悪いけど5分だけフユキに協力してくれる?これやるからさ。」
と未開封の小袋を差し出してきた。
教室でハルとフユキが二人きり!?
今更そのことに気付いたナツミは急速にハルのことが心配になって窓の隙間から様子を伺うと、二人ともスマホを取り出して連絡先を交換している所だった。
ハルが嬉しそうに顔を赤らめてるのを見て安心したなつみは教室を見るのをやめて
「ありがと。」と小さくお礼をいってアキからプリッツを受け取った。
早速空けて食べてみると柔らかな塩気の後にトマトとスパイスがいい後味を演出してくる。
「やっぱプリッツはトマプリ一択だわぁ〜」
「だよな!!この味のバランスが最高なんだよ!」
ナツミの思わず呟いた一言にアキは食い気味に共感してきた。
これをきっかけに二人はお菓子の話で盛り上がり。
ハルとフユキが合流した時には、ナツミがアキに抱いていた感情はすべて流されていまうのだった。 -完-
☆★☆★☆
試しに小説を書いて痛感したのが、
「もりせ語彙力低っ!!!」という事
絵では思い浮かんでもその状況をうまく説明できない&ストーリーを盛り上げる的確な言葉表現がでてこない…
おかげさまで盛り上げにかける仕上がりになってしまってる気がしますが、これが自分のもてる精一杯の文章です(T_T)
その代わりといってはなんですが、小説のイメージイラスト載せておきます(笑)
アオハルな空気が少しでも伝わるといいなぁ
未熟な作品を書いておいて言うのもあれですが小説を書くの楽しかった♡
また仕事が落ち着いた頃に小説挑戦してみたいです!
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