更新をお待ちしていた方いらっしゃいましたらすいません。
気がついたら11月をしまいました(> <)
今月の更新を...と言っても残念ながら今月は一枚もかけていません(涙)
というわけで、イラストの代わりと言ってはなんですがポッキーの日にちなんだ小説書いたのでそちらを載せます♪
ポッキーゲーム
「なっ…な…」
なんでこんなことになったのよー!
ポッキーが折れる軽快な音とともに引き起こされた現状にナツミは言葉を発する余裕がないほど混乱した。
おそらく私の顔は放課後の窓から見える夕暮れよりに負けないくらい赤く染まってるのだろう。ナツミの様子に何かを察したハルとフユキは、気まずそうに目をそらすが…
「ナツミの好きな方を選んでいいよ」
満面の笑みを浮かべたアキはナツミにとどめを刺してきた。
遡ること十五分前。
親友のハルと週末にどこに遊びに行くかで話が盛り上がってしまい気がついたら教室にはハルと私だけの二人になっていた。
そこに教室に入ってきたアキとフユキが「王様ゲームをしないか?」と誘ってきたのが事の始まりだ。
私自身はアキにもフユキにも「隣のクラスの男子」以上の感情はないのだが、かねてよりフユキに好意を寄せていたハルのためにと快く参加表明したのだが…
王様ゲームあるあるで、はじめは命令内容もものまねや歌を歌うといった微笑ましいものばかりだったのだがだんだんエスカレートしてきて…「2番と王様がポッキーゲームする」
と、アキはどこから繰り出してきたかわからないポッキーの箱(といいつつも鞄の中からしか考えられないのだが…)片手に、cmに出演する俳優のような満面の笑みを向けてきたのが数分前。
2番は私だったので渋々ながらもアキとポッキーゲームに応じる覚悟はしたものの…
目の前にあるのは途中で折れてわずか3センチの小さなポッキーと袋の中で一つの塊と化した太いポッキー
寒暖差の激しい季節のポッキーあるあるである。
“好きな方”ってどっちも嫌だよ!!!
ゲームを投げ出してしまおうかと考えがよぎったが、心配そうに見つめるハルと目があうとその感情はすぐになくなった。
内気なハルがフユキと仲良くなれるせっかくチャンスを自身の保身の為に駄目にしたくはなかった。
なので、私はどちらを選ぶか真剣に考えることにした。
まずは大きい方
咥えるのが精一杯でゲームとして成り立つのか?という不安をおぼえつつ咥えた時の自分の姿を想像してみた…
{人にみせたらダメなやつ!!}
想像した自分の姿と目の前の美形とのギャップに顔が引き攣ってしまう。
小さい方は…
{とにかく“とにかく”論外である。}
想像してしまった…ポッキーではない柔らかい物の感触を!!
どうしよう…どっちも恥ずかしいっっ!どっちも嫌だーってかファーストキスこんな所でとられたくないわー!!
さまざまな思いが入り混じってもんもんと悩んでいると
「ナツミが決めれないなら俺が選ぶね」
と、“想像した柔らかい何か”から宣告を受けたのだ。
ー後半へ続くー
と言っても後半はまだ完成していませんm(_ _)m
今年中にはあげようと思ってますのでお楽しみにです☆
そして次回更新は11月末頃です(n n)
また見ていただけると嬉しいです★